ワイン戯言 Part-2 フランス赤ワイン

  • Wine

ワイン話 part 2 である。
もし読んでいなければ、about wineワイン戯言 Part-1 ドイツ白ワイン もどうぞ。
 
めちゃめちゃ長くなってしまった.................................


ドイツ白ワインというとっつきやすいところからワインの世界に入っていったわけだが、そのうちに赤ワインに傾いていくことになる。もともと渋いお茶とか好きで、しっぶいのにも抵抗感はないし、なんといってもその香り! すばらしい香りに出会ってしまうと非常に危険。世の中には知らないほうがいいことが多いのである。
 
凝り性+ミーハーという性格であるので、高級赤ワインに憧れるし、実際ある程度飲んできた。とはいえ高級レストランで...とかいうほどお金がある人間ではないので、安売り酒屋でかったりなんだりというレベルであり、たいしたことはない。私が思うことは

  • 値段が高ければおいしいわけではないが、高いほうがいい可能性が高い(なんだか当たり前だな...)
  • 保管状態は重要なファクターである
  • ボトル差は結構ある (のではないだろうか)
  • 体調によっても感じ方にばらつきが相当あると思われる

何がいいたいんだかはっきりしないが、ようするに 金持ちの道楽 ないしは 究極の嗜好品 てなもので、好きな人が好きなもの飲めばいいのである(笑
高くてもおいしくないものもあるし、安くてうまいものもあるけど、結局はその人の好みの問題である。
 
でも、いいものを一回飲まないと、ワインの良さは決してわからない
 
すごくいい経験をすれば、そのレベルに至らないものであっても「うーんあの時に比べれば8割くらいだけど、香りはまぁまぁいいね」 とか、「香りはまずまずだけど、ボディがないね」 とか思いながら、それなりに満足できる。
 
まぁ逆になかなか本当には満足できないからこそ、はまっていくし飽きないわけだ。すぐに手に入らないものほど、欲しくなるの論理。あの時感じたあの感動をもう一度! てな手合い。しかも種類は星の数ほどあり、Vintageによる違いあり、根本的に自分も年を取っていき、同じVintageの同じ銘柄であってもエイジングしていくし、ボトル個体差はあるし...。闇が深すぎる。大金持ちでなければ、ある程度以上の深みに到達するのは不可能。

さて、赤ワインに関する概説であるが、まずフランス赤に限定してみる。なお、あくまで ベースとなること+私見(あるいは私が正しいと思っていること) のみしか書かないので、ちゃんと知りたい人はそれ相応のサイトあるいは本などを参照してほしい(例外は常にあるものである)。もしくはコメントにて質問をいただければわかる範囲で回答する。


・アペラシオンと地方・地区・村

フランスワインの種類として

  • vin de table テーブルワイン
  • vin de pays 地方ワイン
  • AOC(Appellation d'Origine Controlee) 原産地管理呼称

とあるが、たいがい Appellation ほにゃらら Controlee と書いてある。この ほにゃらら が重要。ようするに「ワインの産地」を示している。このほにゃららに記載されている場所が狭ければ狭いほど、基本的にはいいワインである。
 
(以下、このようなスタイルで記載 また、主要なところしか列挙していない)
地方
  - 地区
       * 村
 
Bordeaux(ボルドー)
  - Medoc(メドック)
       * Pauillac(ポイヤック)
       * Margaux(マルゴー)
       * St-Julien(サンジュリアン)
       * St-Estephe(サンテステフ)
       * Sauternes(ソーテルヌ)
  - Graves(グラーヴ)
  - St-Emilion(サンテミリヨン)
  - Pomerol(ポムロル)
 
Burgundy(ブルゴーニュ)
私はボルドーファンなのでパス。ブルゴーニュは Domaine(ドメーヌ) という元詰め業者が重要。
 
 
他にも地方あるけど面倒なのでパス。基本はボルドーかブルゴーニュワイン。ボルドーの場合は
  Appellation Bordeaux Controlle : ボルドー地方のどっかの葡萄使いました~(しょぼい)
  Appellation Medoc Controlle   : メドック地区の中の葡萄使いました~(まだまだ)
  Appellation Margaux Controlle  : マルゴー村の葡萄だけ使いました~(Good!)
ということになる。ちなみに有名な Chateau Margaux(シャトーマルゴー) は当然このアペラシオンになる。(マルゴー村のワインはシャトーマルゴー以外にもある)

・ボルドーとブルゴーニュ

前のアペラシオンのところで、地方としてはボルドーかブルゴーニュかということを書いたが、ワインのボトルを見ればどちらの地方かはっきりわかる。

ボルドー
 
肩が張っている
ブルゴーニュ
 
なで肩である

主に使う葡萄の種類が異なるためワインのスタイルが違い、赤ワイン好きの場合、たいていボルドー派かブルゴーニュ派かにわかれることが多い。また、フランス以外の国であっても、味のスタイルがボルドー的であればボルドータイプのボトルを使い、ブルゴーニュ的であればブルゴーニュタイプのボトルを使うのが一般的である。

・ボルドー(特にメドック地区)の等級

よく「ボルドー1級」というような言葉を耳にすることがあると思う。この等級についてだが、基礎知識?は3つ。

  • 1855年に約60のワインが格付けされる(第1級~第5級)
  • 格付けに変更があったのはただ1回 1973年にシャトームートンロートシルトが第2級→第1級に
  • 第1級は5本
    • シャトー・ラフィット・ロートシルト (ポイヤック村)
    • シャトー・マルゴー         (マルゴー村)
    • シャトー・ラトゥール         (ポイヤック村)
    • シャトー・オー・ブリオン      (これだけ例外としてグラーブ地区)
    • シャトー・ムートン・ロートシルト (ポイヤック村)

ようするに大昔に決まったものが今なおそのままであるということで、実際の味わいと第何級というのは直接関係しないと言っていい。あと、第5級であっても等級ついてるだけすばらしいという感覚が大事。山のようにあるシャトーのうち60くらいしか等級ついてないのだから。
で、第1級はどれもとても素晴らしいのは間違いない。まぁ店売りで2万~ レストランでは5万~ という感じの相場であるが........(5万なんかで置いてあるところはまずないと思うが;;)
その他格付けに関して・詳細については、こちらが大変よくまとまっているので興味ある方はどうぞ。

・セカンドワイン

さて、ボルドーのシャトーというのは簡単にいうと畑を持っててビン詰めもするというところなのだが、収穫する葡萄のうちいいものを使ってそこの看板たるワインを作る。まだ樹が若かったり出来がまぁいまひとつであったりするものは、捨てるのはもったいないのでセカンドワインということで別ラベルのワインをリリースするわけである。(捨てるのはもったいないというよりも、1stワインの品質をキープするためというほうが正しい)
ボルドー第1級クラスの場合、セカンドワインでも十分に高級ワインといえるクオリティである。
 
ちなみにさきほど挙げた第1級5本に対するセカンドワインは
  - カリュアド・ラフィット
  - パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー
  - レ・フォール・ド・ラトゥール
  - ル・バーン・ド・シャトー・オーブリオン
  - プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト
ラベルも比較的似ている。
たとえばラトゥールの場合
 (1st 2nd 3rd)
ボルドー第1級のセカンドだと店売り7000円~ レストランでは....うーん2万?~ くらいなものだろうか。

・ヴィンテージ / 飲み頃

ワインのヴィンテージに関しては、いいとこどりで考えるのがいいのではないかと思う。
・銘柄が一流のもの    よくないvintageでもそこそこ飲めるので、安く買える年のものでよいのでは
・銘柄が一流でないもの よいvintageがあれば、このワインは知らないけど良いvintageだからよいのでは
という感じである。
また、ヴィンテージについて語れるほど飲むのは普通無理だと思われ;_;。
 
飲み頃に関しても、ボルドー第1級の良ヴィンテージなどは本来は10年以上たたないと飲み頃にはならないと思うが、いいやつは早く飲んでもたいていおいしいので、まぁ好きなときに飲めばよいだろう。なお、セカンドワイン/良くないヴィンテージは飲み頃・熟成の進み方がはやいので、そういう意味でもお勧めかもしれない。

・店で買うときの選び方

なんたってこれが難しい。つうか、山のようにあるし上のほうで書いたとおり 金持ちの道楽 または 究極の嗜好品 なわけで、もう好みとしかいいようがない。
ただ、私が思っているのは
 店売りで予算3000円以下の赤ワインならば、フランス産は買わないこと
 (他の国のほうがコストパフォーマンスがよいことが多い / ただし当然のことながら3000円以下でおいしいものもあるのであくまでも目安というかなんというか)
 予算5000円前後なら、お店の人に聞くこと
 予算1万円くらいあるなら、ボルドー1級のセカンドワイン(私はミーハーなので.....)
まぁ基本的にお店の人にお勧めを聞くのがもっともいいと思われる。ないしは詳しい人にアドバイスをもらうのも手。

・保管・飲み方

買ったらできるだけ早く飲んだほうがいいけれども、高級なものであれば輸送後一週間くらいおとなしくおいておいたほうがまとまりがあるというかなめらかというか、そんな感じがする。ワインの保管については冷蔵庫には入れないほうがよい。私は前の家では単に廊下に立てて置いていた...。今は床下の収納に立てて入れている。いずれにしても長期保管というのはふつーの家では厳しいので、できれば夏を越さないように飲むのがよいのだろう。
 
飲み方についてだが、赤ワインを飲むのであればいいワイングラスを準備したい。5000円upを飲むのであれば、ワインに金をつぎ込む前にグラスを買わないとまるきりの損だと思う。1000円のチリワインでも、いいグラスがあればそれだけでおいしくなる
 
うちではリーデルのグラスを使っている。1脚3000円くらい。
 (見たら汚かったので洗ったら水滴とれないw)
 
たしかマシンメイドのヴィノムというシリーズだったけど、まぁここまでいかなくてもリーデルの廉価グラスとかもあるのでそういうのでもいいと思う、でもヴィノムのボルドーはお勧め。リーデルのグラスはこちら
 
さて抜栓してからだが、よい赤ワインは味も香りも変化していく。また、抜きたては「開いていない」ことが多い。可能であれば3-4人でのんびり楽しみたい。また、濃くて開いていないようなワインの場合、飲み始める1時間前に抜栓して放置しておくとか、デキャンタでデキャンティングするとか、そういうテクニックもある。いずれにしてもあけてすぐに ん? いまいち? と思ったらある程度時間を置くのがよいと思う。
(ただしもともと酸化が進んでいるものに関しては放置してもよくならない...)
 
 
 
 
以上激しく長くなったが、とりあえずフランス赤ワインについては以上。
次回はシャンパン/スパークリングワインについて書いてみたい。
が、いつになるのかはさっぱりわからないw

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ワインを飲もう

 ワインが好きです。幼稚園の頃からワイン飲んでました。(コラ) といっても銘柄やブドウの品種に詳しいわけでは全くないのですが。というかほとんど何も知りません。知... 続きを読む

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