デジタル一眼レフカメラについて - エントリー機の比較など その1

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とあるところでデジ一眼教を布教する機会がありましたw
コメント欄にいろいろ書こうと思ったのですが、書こうと思った内容があまりにも長い(というか私の話はクドいw)のでエントリにまとめてみようと思います。
 
気持ちとしては何も知らない人向けに書いているつもりですが、例によって例のごとく文章力ありませんので...
なお、厳密にいうとそれはどうかという部分も若干ありますが、とりあえずえいやの表現ですので。どう見てもおかしいところについては是非ご指摘ください。
 
 


まず近年のメーカーシェアから。デジタル一眼レフのメーカーシェア by BCN
 2005年のシェア Canon 52% Nikon 29% Pentax 7%
 2006年のシェア Canon 44% Nikon 33% Pentax 9%
基本的にキヤノン・ニコンが2強で、あとは「ふははは 他メーカーはゴミのようだ」という状況です。
ちなみに4位以下として存在するのは Olympus と Sony (と Panasonic と FujiFilm と SIGMA ) ですね。
 

 
次に話は飛んで、なぜ一眼レフは綺麗に写るのでしょうか? という話を。
コンパクトデジカメ(以下、コンデジと略します)と何が違うのでしょうということで、以下のページをご覧ください。
 
デジタルカメラの撮像素子(CCD、CMOS) サイズ比較
 
このページの青い四角がデジタル一眼カメラの撮像素子の大きさ、黄色い四角がコンデジの撮像素子の大きさです。一目瞭然ですね。光を感知してデジタルデータに変える素子の大きさが違うので、写りに差が出るということになります。お持ちのコンデジの撮像素子が何かというのは、取説やWebですぐに調べることができます。1/2.5型か、1/1.8型がほとんどではないでしょうか。
最近はコンパクトで 1000万画素! というのがありますが、1/1.8型で1000万画素もよく詰め込めるものだなーと感心します....密度としてデジ一眼の1000万画素なんてレベルじゃないですからね。
 
これまで、画素数が多いほうが良いという方向でデジカメは進化してきました。が、画素数が多ければ多いほど良いわけじゃないという段階にきています。詳しくは後述します。
 

 
ここで、最近のデジタル一眼エントリー機の比較表を。
価格は3/23時点の kakaku.com 最安値を拾ってきています。あくまで参考までに。
 

 
さて、ごっちゃごちゃな表なのでいくつか用語の解説を。
 

 
(マウントについて)
一眼レフカメラはメーカーによって、レンズの規格が違います。
正確にいうとマウント部分(ボディとレンズがくっつくところ)が各社違う形状であるということです。
よって、最初に買うボディ/レンズが後々までついてまわることになります。
 
若干不正確ですがさらっとまとめると

マウントボディメーカーレンズメーカー
キヤノンEFCanonCanon純正、サードパーティ(シグマ・タムロンなど)
ニコンFNikon、FujiFilm一眼Nikon純正、サードパーティ(シグマ・タムロンなど)
Pentax KAFPentaxPentax純正、サードパーティ(シグマ・タムロンなど)
フォーサーズOlympus、Panasonic一眼、ライカOlympus純正、ライカ、シグマ
αSonySony純正、Konica/Minolta時代のレンズ、サードパーティー(シグマ・タムロンなど)

 
 
(レンズの焦点距離について)
「ayuは28mm」(広角で写せる)というコピーが確かあったと思うのですが、これっすね。
このミリ数が小さいほど広角(広い範囲が写る)、大きいと望遠(遠くを大きく写せる)ということになります。
 
ちょっとややこしいのは、レンズが持っている焦点距離と、ボディにつけたときに得られる画角は一致しないということです。これは先ほどの撮像素子の大きさの話に関係します。が、うまく説明するのが面倒なのでw
 
・画角の表現については35mmフィルム換算がよく使われる
・Canonはレンズ焦点距離×1.6
・Nikon, Pentax, Sony はレンズ焦点距離×1.5
・Olympus(フォーサーズ)はレンズ焦点距離×2
 
ということだけ書いておきます。
 
# 撮像素子が小さいほどみかけ上望遠になっていくわけです。
# 参考: デジタル一眼で35mmフィルム用レンズを使うと…… [この3段落目]
 
なので、「ayuは28mm」と同じ画角を得るには、Canon:17.5mm、Nikon等:19mm、Olympus:14mm のレンズが必要です。
 
で、上記エントリー機比較表のレンズキットで言うとこのようになります。

Canonのレンズキットは18-55mm35mmフィルム換算で29-88mm
Nikon, Pentaxのレンズキットは18-55mm35mmフィルム換算で27-82mm
Olympusのレンズキットは14-42mm(45mm)35mmフィルム換算で28-86mm(90mm)
Sonyのレンズキットは18-70mm35mmフィルム換算で27-105mm
 

 
(表にはないですがついでなので、デジタル専用レンズについて)
フィルムカメラでも使えるレンズをデジタル一眼につけた場合、カメラ内で像を結ぶエリア(イメージサークル)の真ん中部分しか使わないことになります。周りの部分は撮像素子が小さいので意味がないわけですね。
 

(注: APS-Cというのは、Canon,Nikon,Pentax,Sonyの撮像素子サイズと思ってください)
 
そこでレンズを軽く安く便利にするために、デジタルの撮像素子にあわせてイメージサークルを小さくした「デジタル専用レンズ」があります。また、フォーサーズ(Olympus)に関してはデジタル用に新しく作られた規格ですので、フォーサーズの撮像素子にあわせた作りになっています。
 
# 「デジタル対応」レンズというのは「専用」ではないということを一応書いておきます(詳細は省きます)
 

 
(F値について)
レンズの基本スペックとして、焦点距離とともに表記されるのが開放F値です。開放F値が小さいほど明るい(レンズによるロスが少ない = 良い)と覚えておけばとりあえずいいでしょう。ちなみにズームレンズの場合は F3.5-5.6 のように表記されていますが、これはズームの焦点距離の変化によって開放F値が変化するということを示しています(望遠側になるほど暗くなる...感覚的にもわかると思いますが)。
 
もちろんF値が大きいから撮る写真が暗くなるわけではなくて、同じ明るさで写そうとした時により長いシャッタースピードが必要になる、というだけです。
 
また、このF値は実際の撮影の時にはレンズについている「絞り」という仕組みで、光量を絞って(これがすなわちF値を大きくして)撮影することができます。ですので、例えばF2.8のレンズは F2.8~32 まで設定でき、18-200mmF3.5-6.3というレンズは200mmではF6.3~32まで設定できます(あくまで例で、最大絞り値はレンズによりけりです)。 絞ることでF値を大きくすることはできますが、レンズの開放F値より小さくすることはできないわけです。
 
さらにちなみに、F値がルート2倍(約1.4倍) → 明るさは半分、というのが頭の片隅にあると良いかもしれません。
代表的なF値として F1.4 → F2.0 → F2.8 → F4.0 → F5.6 この矢印1つごとに明るさが半分になっていく、ということです。F1.4とF5.6では16倍も明るさが違うというわけですね。
 

 
(手ぶれ補正について)
コンデジでも普通につくようになってきた手ぶれ補正ですが、2種類の方式があってメーカーごとに対応が違っています。
 
・レンズにて補正する光学式 (Canon:IS, Nikon:VR)
 各社呼び名がバラバラで疲れるのですが...。ま、ISもVRも名前が違うだけということで。
  メリット :ファインダー内の像が止まる。望遠レンズでは効果が大きい。
  デメリット:手ぶれ補正レンズでないとダメ。レンズが高価(最近は安いのも出てきた)。
 
・撮像素子シフト式 (Pentax, Olympus, Sony)
 Olympusは7月に出る予定のE-510にしか付いてません。
  メリット :レンズを問わない。古いレンズや明るい単焦点などで手ぶれ補正が効く。
  デメリット:特にないですが強いていえば、光学式のメリット部分の逆、みたいな。
 
どちらがいい悪いではなくて、まぁ好みというか考え方ですね。同じメーカが両方対応してくれればいいのになぁ....(レンズが持っている時は本体の補正offということで)。
 

 
(アンチダストについて)
フィルムカメラではフィルムに感光させて巻き取るという仕組みなので「ごみ問題」というのはあり得なかったのですが、デジタルになって撮像素子面(正確にはその前にあるローパスフィルター面)にごみがついて、それが写真に写りこんでしまうという課題が出てきました。特にデジタル一眼ではレンズが交換できる = チリが入り込みやすい...というかレンズ交換時に普通に外気に触れるわけです。
 
一度つくと毎回同じ場所に影ができたりするので非常に気持ち悪いと。
 
それに対応するために撮像素子(+ローパスフィルター)を電源ON/OFF時などにゆすって、チリを落とすというような仕組みが搭載されつつあります。ただ、アンチダスト機構があるからといって完全にごみが付かないわけではなく「ごみが付きづらい」というものであることには注意が必要です。
また使い方(や撮影する写真)によってごみの気になり度合いはまちまちです。かなり絞り込まないとなかなか気づかなかったりもします。
 

 
本当は各社エントリー機の比較を書きたいのですが、ベーシックな説明だけでとんでもない量に.....
また後日続きはupしますー。

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Comments [3]

デジ一眼欲しいなぁ…
デジ一眼でおぬなのこ撮りたいなぁ…

とりあえず手持ちの銀塩 EOS KISS をヤフオクに出すので落としてくれw

うほー難しいwww
今から読んで勉強します |`・ω・)ノ

「私より詳しいなぁ」byオット(そういえばカメラ作ってるヒトらしい)

>Border.さん
銀塩イラネw
っていうかαならちょっと欲しいけどw
レンズが付かないのは痛いです...
 
D40めちゃくちゃ安いと思いますよ! さあ今すぐ買いましょうw
 
 
>まごさん
本当は一気に機種比較まで書きたかったのですが寄り道が長すぎて....
別に全部を理解する必要はないので、次エントリ読んでからまた眺めてみてください:)
 
ってまだ何にも書いてないのですが orz
ついでに今日はまだまったく見れてなくて orz
あー もう休みてぇ... (勝手に休めよw

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